・ベケット『マロウンは死ぬ』を読む。面白い。前半の何も起こらなさのようなものから、後半のある種ドラマチックと言える展開がある事自体に少し驚いた。もっと何もないまま終わるのかと思っていたが、死に溶け入るような最終盤は感動的ですらある。
・最近買った某雑誌の特集が、それと意図してはいなかったが次の『アラザル』で書こうとしていることの参考になりそうであることに気づく。
・次の『アラザル』といえば、某作家さんにインタビューをしました。詳細は追って告知します。
・そういえばここでは書いていなかったが、佐々木敦『批評とは何か?』が出版されました。これはその名も『批評家養成ギブス』という、僕が参加していた塾と言うかワークショップというか、その講義録な訳ですが、恥ずかしながら僕の駄文も生徒の書いた文章として乗せてもらっています。しかし佐々木さんの講義自体は非常にスリリングであり、批評を志す人ならずとも読み応えのある本になっているとおもいます。その他『アラザル』のメンバーの文章も読めます。
・知人に久しぶりに連絡したら、その『批評とは何か?』を立ち読みして、僕の名前を見たと言われた。まあ書店で売っているものであり、普通のこととはいえ、少し驚いた。
・今年の多分更新はここまででしょう。最後は更新がなかなかできなかったので、来年はもう少しポストしたいと思います。皆様良いお年を。
Tuesday, December 30, 2008
Monday, December 01, 2008
日記 2008/11/30
・アラザルでは現在vol.2発刊に向けて作業を進めています。会議では企画とかの話をすすめてますけれども、しかし自分の原稿について早いところ枠組みを決めたいが、まだどういった文章にするのか全然未定。
・あとアラザルブログを活性化しようってことで、なるべく毎日更新ができるように持ち回りでいろいろ書いていくことになりました。僕も既に一つポストしています。
・で、アイディア集めということもあって今はいろいろな著作をつまみ読み。
・文フリで販売した『アラザレ』ですが、僕は企画にはそれなりに参加したものの執筆の段になってドロップアウト気味(少しは書きました)、完全にコミットしきれず客観視できるからか、読んでみると結構面白い。特にSkype批評は通常の読書体験とはやはり違った何かがある。それぞれの書き手も個性があって、アラザルのメンバー紹介としても機能している。試験というか練習段階では参加していたのですが、そのときの印象だとこんなものを人様に見せてよいのか?という気がしていましたけれども、今回掲載したものについては少なくとも僕個人が楽しめたので良かった。
・週末はシンポジウムなどを聴講。
・あとアラザルブログを活性化しようってことで、なるべく毎日更新ができるように持ち回りでいろいろ書いていくことになりました。僕も既に一つポストしています。
・で、アイディア集めということもあって今はいろいろな著作をつまみ読み。
- ピエール・ブーレーズ『参照点』
- 江藤淳『江藤淳コレクション4』
- ミシェル・セール『白熱するもの』
- ジャン・ボードリャール『シミュレーションとシミュラークル』
- 円城塔『Boy's Surface』
・文フリで販売した『アラザレ』ですが、僕は企画にはそれなりに参加したものの執筆の段になってドロップアウト気味(少しは書きました)、完全にコミットしきれず客観視できるからか、読んでみると結構面白い。特にSkype批評は通常の読書体験とはやはり違った何かがある。それぞれの書き手も個性があって、アラザルのメンバー紹介としても機能している。試験というか練習段階では参加していたのですが、そのときの印象だとこんなものを人様に見せてよいのか?という気がしていましたけれども、今回掲載したものについては少なくとも僕個人が楽しめたので良かった。
・週末はシンポジウムなどを聴講。
- シンポジウム+ワークショップ「シュトックハウゼン再考」
- 批評(創造)の現在シリーズ 第4回
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