Friday, May 02, 2008

ループラインコンピューターミュージックフェスティバル

ループラインコンピューターミュージックフェスティバルに行ってきた。

loop-line computer music festival

Klaus Filip(lloopp)  石川高(笙) duo
noid(cello)  中村としまる(no-input mixing board) duo
杉本拓(metronomes) 宇波拓(lloopp, mortors) duo

再三宇波氏自身も言及していたが、コンピューターミュージックフィスティバルを銘打って、コンピューターは宇波拓とクラウス・フィリップの二人しかいない。noidと中村としまるのデュオでは全くコンピューター奏者無しという、なんだかなあな企画であった。

ただ、それぞれの演奏についてはさすがにすばらしい。以下、それぞれのデュオ演奏について。

杉本/宇波の両拓の演奏は、やはり時間をいかに区切り、再構成するのかが問題になっていたように思う。杉本拓のメトロノームっていうのは聴いたことが無く、いったい何をするかと思っていたが、電子メトロノームを複数持ち、テンポをずらして再生するなど、なんだかほとんどスティーヴ・ライヒのような演奏をしていた。宇波拓はコンピューターを使ってはいるものの、そのコンピューターはスピーカーには接続されておらず、オーディオのアウトプットがアンプを通して小型モーターに接続されており、そのモーターに取り付けられた六角レンチ(ってわかる?5センチくらいのL字型した工具のことです)が小刻みに振動し、そのレンチが机を叩いて乾いた音を立てるという、ほとんど気違いじみた演奏を行っていた。とはいえ、このようなおかしな演奏はONJOでも披露されているだけに、ONJOファン的にはむしろ驚きは少ないのかもしれない。カタカタカタカタ、ぴっぴっぴっぴっ。こう書くと楽しげではある。それを難しい顔をして演奏し、こちらも難しい顔をして聴いているのであるから、ちょっとブラックユーモア的であったかもしれない。

noidと中村としまるのデュオは、いわゆる音響的即興という文脈から見ると、一番的確にそれに当てはまるような演奏だった。ただ、一時のそれと比べると、中村の演奏などは相当に大きな音量も用いており、より演奏がダイナミックになっている。noidはこのライブで初めて演奏を聴いたが、チェロを様々な奏法(とは呼べないような奏法も含む)で操る、まさに音響的即興を行う音楽家だった。日本で言えば秋山徹次の演奏などに近いだろうか。といっても秋山氏の演奏には相当には幅があってどの演奏のことかわからないかもしれないが。中村氏の演奏はとても良かったと思う。ただnoidの演奏は、ちょっとギリギリ僕の理解の外にあったような気がする。悪い印象は全くない。しかし終演後にミュージシャンなどからnoidへ、「とても良かった」というような反応があったが、そこまで反応するほど、僕にはそのすばらしさが伝わらなかった。このわからなさっていったいなんなんだろう。特にこういうポピュラリティの無い音楽について、どの演奏が良くてどれは良くない、という線引きは本当に難しいと思う。

最後にクラウス・フィリップと石川高のデュオ。これはもう文句無くすばらしかった。そもそも僕は笙の音色および演奏が好きなので、そのバイアスが相当かかっている。しかしそれを差し引いてもすばらしい演奏だったのでは無いだろうか。上へ上へと昇っていくような、いや、上から降り注ぐようなといったほうが良いのか、笙の音色が形成する音響と、サインウェイヴを基調とするクラウスのコンピューターから発せられる、繊細にコントロールされた音量と音色の電子音響。それぞれが響きあい、相互浸透する中で、様々に変化するモアレと、それとは無関係に発展していくそれぞれのプレーヤーの演奏。いや、感嘆しました。
ところで、特に石川さんはクラウスの演奏に反応して演奏を展開しているように見えたが、終演後二人にそのことを訪ねると、全くそんなことはなく、お互いそれぞれで演奏してたとのこと。残念、聞き違い。
両氏の演奏を聴く機会はいままであまり持つことができていなかったが、これはできるだけ今後も生で見られるときは生で見たい。ただ、石川さんは日本にいらっしゃるはずなのでいいが、クラウスを生で見る機会は多くはないはずで、また来るときに見逃さないようにしたいもの。
そいういえばクラウスが以前(2006年なのかな)下北沢に来たときには見ており、そのときの中村としまるとのデュオもすばらしかった。
で、おそらくそのときに録音したと思われるCDと、Axel Dornerと中村としまるのデュオのCDを購入。これから聴きます。

vorhernachaluk

円城塔「烏有此譚」他



・群像2008年5月号で、円城塔「烏有此譚」を読む。
円城塔の作品は今回が読むのは初めてである。ポナイトでのトークショーで、相当変わった話であることは想像できていたが、予想以上。わかりやすいとは言えない話だが、しかし意外と読めてしまう。科学その他、本人もトークショーで言及していた通り相当に衒学的な文が続く。その荒唐無稽とも思える記述がもはや笑いを誘わずにはいない。

しかしトークショーを聴いた後だと、たしかに本作が「私小説」であるという主張も理解できぬというわけでもない気はする。

・早稲田文学復刊1号の蓮實重彦インタビュー「批評の断念/断念としての批評」を途中まで読む。
まあインタビューだから、という軽い気持ちで読み始めたら、なんのなんの、相当に充実した内容であり、しかも長い。文芸批評に於いて、批評家は「全体」というものに対してのある種の断念を持たざるを得ないし、その断念を持たないようなものは批評とは言えない、という話。今までのところ相当に刺激的であり、勉強になります。

・しかし早稲田文学はかなり面白い雑誌なのではないか。まだほんの一部しか読んでいないが。

Thursday, May 01, 2008

愛おしき隣人

愛おしき隣人

恵比寿ガーデンシネマにて、愛おしき隣人を鑑賞。

いわゆるシュールでブラックな笑いのある、エピソード集的な佳作。それぞれのエピソードはどこにでもあり得る日常的な出来事で、それらの出来事があくまで淡々と、しかしそのエピソード以外に何も起こらないために異様に強調されてスクリーンに登場する。多くの場合、エピソードの中心と、それを見つめる目があり、その見つめる目の冷静さがブラックなおかしみを生む。そんなに大騒ぎすることじゃないのにね、大変そうにしているけれど、それはみんな同じだよ。その冷静な判断と、身の悲劇を悲しむ主体。それがコケティッシュな音楽に乗って、リズミカルに行進、行進、行進。

映画自体はまとまっていて面白い佳作だったが、それまでに見ていた予告編が、すこしいいところを出しすぎているように思った。多くのエピソードについて、すでに予告編で先取りしてしまっていた。見てから公式サイトも覗いたが、さらに多くのエピソードがわかるようになっている。ちょっとこれはいただけないような気がする。これから見る人は、サイトの中のコンテンツは本編を見てからにするのをお薦めしますよ。

「アラザル」表紙

アラザル

アラザルの表紙を公開!!デザインは黒川直樹。彼はエクス・ポ3号に原稿出てます。

アラザルは僕も含め、紙面のデザインをたくさんの人でやっているのでかなりごった煮な感じになっています。ぜひ5/11、お手に取って、そしてお買い求め下さい!

アラザルは佐々木敦主催BRAINZ「批評家養成ギブス」の卒業生による批評誌。混交する諸ジャンルを貫通する批評実験/実践集。佐々木敦インタビュー収録。5/11(日)文学フリマにて発売。税込み500円。

Wednesday, April 30, 2008

パラノイド・パーク



ガス・ヴァン・サント監督「パラノイド・パーク」を見た。

冒頭、パークを滑走するスケート・ボーダーを、おそらくインラインスケートの類いをはいたカメラマンが追いながら撮影した、長いショットが特に印象に残った。滑らかな起伏によって作り出される陰影が、様々な表情を作り出しているそのパークを、被写体と交錯しながらカメラが駆け抜ける。そこにイーサン・ローズ(詳しくは知らない)のポストロック的な音楽が合わさり、スケーターのたむろするその空間は、ドリーミーな光に包まれ、しかしある不安定さをもって描画されていた。

そういえば前編を通してかなり音/音楽の多い作品であった。イーサン・ローズの作品はもとより、エレクトロ・アコースティック系の作品や、あるいは紙に鉛筆で文字を書く音や、名刺を持ち上げるときに紙と机がこすれる音など、すこし過剰なまでに録音されており、個人的にはもう少し控えめでも良いような気がした。当然のことながら過剰は無いのとほとんど変わりがない。

主人公の少年は、常に自分の居場所を確定することができない。流動的で、偶然によって支配され、自分が行うこと、あるいは既に行ったことに対してコミットできない。スケートボードによっても、セックスによっても。それが最終的に、エクリチュールの形で定着させることによって、あるいはその言葉たちが、他者へと開かれることによって、彼自身が解放されることができるのか。解釈は開かれたまま残る。

日記 2008/4/29



・買いだめしていた文芸誌から、かいつまんでいくつか読む。

・早稲田文学復刊1号掲載の川上未映子「戦争花嫁」
例の芥川賞受賞作は読んでいないが、本作は相変わらず詩的で、いったい何のことだかわからない「戦争花嫁」について書かれている。その不思議な言葉そのものにつて、言葉のもつ強度や速度が語り、炸裂する散文。世界、そしてその存在を受け止める目、語られる言葉。その言葉を発語すること。その耐え難さ、厳しさを戦争花嫁は引き受け、烈火によって昇華させる。言葉を捕まえ、その言葉となる。川上の鮮やかな手つきが刻まれた佳作。

ところで、早稲田文学の雑誌デザインは面白く、「アラザル」のデザインの参考にさせてもらった。最終的には直接的な影響は出ていないけれども。

・新潮2008/5掲載の東浩紀「ファントム、クォンタム -序章-」
量子コンピュータなどを題材にしたSF作品の序章。先日のエクス・ポ ナイトでも話題に上がっていたが、「ゲーム的リアリズムの誕生」の実践として書かれた可能世界論的な作品。批判的な意見も聞いていたが、僕としてはとても面白く読んだ。まさに可能世界を行き来するSF作品であり、今後の展開が楽しみだ。ちなみに途中で文芸評論家「浅谷公人」というのが登場して笑った(もちろん浅田彰+柄谷行人だろう)。僕が気づいていないだけでこういうフェイクは多分他にもあるんだろうな。

Tuesday, April 29, 2008

改めて

ブログを再開してからの記事を読み返してみたが、どうにも面白くない。というか、僕が他のブログを読んで、つまらないと思うような内容になっている気がする。ちょっと自己分析できないのだが、どうしたものだろう。文体をやっぱりですます調にするか。そうしましょうか。

といって、ここでまたポストするのをやめてしまっては元の木阿弥。もう少しは続けていきたいものです。

とりあえず自分でわかっている嫌いなブログの特徴は、「こんな俺ってどう?」的なナルシシズムです。そのナルシシズムをストレートに出す人もいれば、俺もまだまだだな、という感じで「でもそんな俺って・・・」みたいな人もいる。そうはならないように気をつけたいですが、こればっかりは気をつければ出ないようなたぐいのものではないのですね。

「批評家養成ギブス」で佐々木敦氏もよく言ってたけど、自己を相対化できないやつはダメなのね。自己卑下するのではなく、クールに、ある程度の広がりを持って自分を評価したいものです。

というか、自分のことはそうだけど、それ以上に周りを見渡す力の方が必要ですよね。「ですよね」っていわれても、「俺は知らねーよ」って僕は思いますから、こういう書き方も嫌いのですよね。とにかく、うーん、次回からはもう少し文章を練るようにするか。いや、それも面倒なので、勢いはある状態で書いた方がいいか。

既にですます調も気持ち悪い気がしてきた。どうしよう。すでに口語調にもなってますしね。もっと自然な感じにできないものか。

I'm not there




・会社に行くも、同じチームで出社しているのは僕の他に一人だけだった。

・仕事が終わると、新宿で山下君に会い、頼んであった物品を受け取る。その後、トッド・ヘインズのI'm not thereを見に行くというので、ちゃっかりついていく。

I'm not thereは6人の主要な登場人物がそれぞれBob Dylan(を表象する人物)を演じるという、一風変わった演出の映画で、非常に面白かった。

まず、前半に黒人少年が登場するのだが、彼と旅の途中で出会った壮年の黒人男性二人とのセッション風景での歌が、ずいぶんと感動的であった。三人でギターを弾きながら歌を歌うシーンであり、スピーカーから流れて来る演奏は明らかに映像で移されているメンバーが演奏しているものでないことがわかってしまうのが(画面にはないベースの音もはいっている)若干気にはなるが、(たしかここで演奏された曲は僕が知らない曲だったと思うが、Bob Dylanの曲ではあったと思う)ブルーズ的な音楽の持つ黒人性と、カントリー/ブルーグラス的な疾走感がたまらなく良い。

その他、映画中で演奏されるのはほぼBob Dylanの曲であり、Bob Dylan自身の演奏もあれば、劇中歌として登場人物が演奏するものもあった。しかし全てきわめてクオリティの高いものであった。音楽を聴くためだけでも、この映画を見る価値はあろう。

映像についても相当の強度が備わっていた。専門的なことはわからないが、白黒や、古い機材を利用した感じのフィルムの諧調や分解能が悪くつぶれた感じの映像の、黒から伝わって来る深い闇の気配、あるいは各ショットが作る構図の美しさなどは、優れた映画の持つ特徴なのだろう。

事前に知ってもいたが、主人公の中で、ロックスターを演じるケイト・ブランシェットの成りきりぶりは凄い。ロックスターの才能と苦悩とを見事に演じていた。

また、映画の終わり方などにはニーチェ的な永劫回帰を感じたが、どうか。

・つまるところBob Dylanは偉大である。ということが痛感させられる映画。

・そもそも数を見ていないということもあるが、映画について何か書くというのはとても難しいね。情報量がありすぎるから、まあ書こうと思えば字数はかけるかもしれないが、なかなかまともなことを書けそうな気が今のところはしない。もう少しくらいは体系的に見たりするべきかもしれない。

Monday, April 28, 2008

アラザル校正

・印刷所からアラザルの印刷見本(白焼きっていうのかな)があがってきたので、昼過ぎからメンバーで校正作業。修正が必要なタイプミスなどもいくつかあったが、それ以上に写真などの品質が悪く、修整を依頼することに。大丈夫だろうか。

・続いて会計について会議。お金のことを他のメンバーがどう考えているかわからないので、どのように運用すべきか悩む。

・その後、とりあえずの制作打ち上げ。皆さんお疲れ様でした。講座も、その後の制作の過程も、非常に有意義なものとなりました。本を作るのって面白いね。これからもまた作る機会を作っていきたいと考えています。

・ですます調になってきましたが、いつもブログに書くときの文体をどうすべきなのかわからなくなります。

Sunday, April 27, 2008

ポナイト

エクス・ポ ナイト」に行ってきた。途中からの参加で、すべては見れなかったが、円城塔を中心にした座談会や、冨永昌敬と松江哲明の対談など、刺激的な話が聴けた。

しかし、ライブを見たFilFlaというバンドは、今回初めて聴いたのだが、あまり楽しむことができなかった。僕は別に彼らの演奏が悪かったとは思っていないし、例えば偶然テレビで見たとしたら、あるいは良かったと思ったかもしれない。その前提で、いくつか批判的なことを書いてみることにする。

僕には彼らの演奏が2000年頃のポストロックとか、あるいはスーパーカーみたいなバンドとの違いがよくわからなかった。そしてギタリストが操作していたラップトップから再生されるトラックは、どうにもギタリストが操作する必要性が感じられなかった。

というか、そもそも既に制作されているトラックと一緒にライブを行う場合、それが本当にライブである意味があるのかということに、ある程度以上は注意を払わなければ行けないと思うが、それが今回の演奏からは感じることができなかった。コンピュータと人が同時に演奏することによる、例えばリズムのズレや、菊地成孔的な意味での訛りなどが前景化されるような音楽ではなかったし、明らかなミステイクもあった。そして、曲間でラップトップを操作する間が、どうにもしまらない。明らかにただ再生しているだけであったので、それならミキサーをいじっている音響の人にオペレーションを任せるべきだった。

あと彼らの演奏に限ったことではないだろうが、バンド形態での演奏において、現在あまりにも4拍子というか、アフタービートの演奏が多過ぎではないか。実際現在が他の時代と比べて4拍子が多いかどうかはわからないが、変拍子を奨励するという意味では全くなく、単純にドラムが2拍4拍にスネアを鳴らす音楽ばかりで、ちょっとつまらない。途中すこし抜けていたので確実ではないが、彼らの演奏した曲の中ではおそらくすべてがそのようなリズム構造だったのではないか。そしてドラムの音色についても、どこで聴いても「良いドラムの音」の感覚が同じで、あのソリッドで中身の詰まったバスドラ、シャープなスネアとハイハット、といったほとんど記号化された音色はあまり刺激とは言えない。

最後に、これはラップトップを利用していたことが相当程度影響していると思うが、彼らの演奏は全て1曲ごとに終了してから次の曲に移っていた。まずこの構成自体にも異論はあるが、しかし今問題にしたいのは、その一度曲が終了したときに訪れる無音状態の、異常なまでの生々しさだ。それまでコンピュータの音色も含め、人工的な音響が周りを包んでいたにもかかわらず、最後まで引き延ばされていたギターの音色がボリュームを0にフェードアウトしたとき、そこに訪れる音楽の不在、その明らかに先ほどまでの音楽とは関係ないように思われる会場の雰囲気とかすかなP.A.の駆動音。その対比はどう考えても面白いものではなかったし、だからこそある程度続けて演奏したりMCを入れるなりするべきだったと思う。しかしあの強烈に襲いかかって来る音楽の不在の瞬間というのは、僕が何らかこれから音楽について考える上でのヒントになりそうな気はした。

Saturday, April 26, 2008

日記 2008/4/26

・長野の聖火リレーのニュースで、「オリンピックが政治的に扱われるのは残念」といったコメントが散見されたが、何をおっしゃいますやら。スポーツ、それも国際大会が政治的でないということはほとんど想定もできないのではないか。なにせ彼らは国旗を背負って、相手国を倒すのである。戦争が政治的でない、というのならまた話は別だろうが。スポーツについて、「国の威信をかけて」というフレーズなどは何の躊躇もなく使われている。

・というわけで、政治が苦手な僕は、オリンピックが好きではない。サッカーのワールドカップも同様。まあ、これは単純に僕が天の邪鬼であるということが大きいと思うが。

日記 2008/4/25

・会社の部署の新人歓迎会があった。配属は総勢8名。多い。しかも女性が4人いる。IT系で半分が女性って言うのは多いよな。とはいえ、うちの会社の女性率は他者と比べたらかなり少ないのではないか。

・歓迎会はTAPAという居酒屋で開催されたが、コース料理のほとんどが炭水化物で驚愕した。
サラダ→ライスボール→ビビンバ→パスタ→ピザ→うどん→パスタ2→ピザ2→フォー(順はうろ覚え)
食べ放題のメニューだったが、それ以上は注文させまいと言うメッセージだろう。

Friday, April 25, 2008

DIRECT CONTACT VOL.1

大谷能生&木村覚 プロデュース連続企画『DIRECT CONTACT VOL.1』の二日目に行った。神村恵によるダンス・パフォーマンスと、大蔵雅彦、杉本拓、宇波拓各人の作曲作品の演奏が行われたのだが、ダンスの文脈をまったく知らない僕には神村恵のダンスの面白みはわからなかった。スタイルがよいでも無し、テクニックがどうと言うわけでも無し、入場/退場を含めたパフォーマンス全体として、素人感が感じられてしまう。

作曲作品についてはそれぞれに面白かったが、特に3人の話者がそれぞれ、あるいは同時に台詞を話し出すという、ほとんど音楽と言えない杉本拓の作品はしかし、発話が重なったときのあまりの和声感に驚いた。というか杉本がこの和声感を求めてこのような作品を構想したかは極めて怪しい気もするが、そのいわば発話による対位法が重層化させる音響は、演奏会という場で響くと相当に音楽的であった。

杉本に比べると大蔵の作品は極めて従来の音楽に近く(といってもそれは西洋楽器を用いている、という単純な事実によるものに過ぎないが)、宇波の作品はより演劇的であった。ただどの作品も時間の、あるいは時間経過とイベント発生の構造化について、極めて意識的なコンポジションであったことはいえるだろう。

・ちなみに杉本の作品の演奏者=話者の一人は秋山徹次氏であった。秋山の演奏は個人的に久しぶりに見たのだが、しかし演奏というか。終演後、秋山本人が歌っているというCDを購入し、サインをもらう。

・会場でBRAINZの知人に会い、(僕は参加していない)木村BRAINZの生徒の方と知り合う。その中にCINRAの編集をしている方もいたが、アラザルの宣伝をしてもらえないだろうか?

Wednesday, April 23, 2008

日記 2008/04/23

・今までいわゆる日記的なポストをすることは避けようと思っていたが、そんなことをいっていると結局何も投稿しないし、何がしかの投稿を続けることには相当の意味があるだろうことは他の人のブログを眺めていても感じるので、できることなら日々駄文でも何でも書いていきたいと今は思う。しかし続く予感はなし。

・最近は前のポストで書いた批評誌「アラザル」の編集、デザインと一部原稿の直しをしていた。個人的にはスケジュール管理やらデザインの統一に関する意識合わせやらが不足していて、入稿前の作業負荷が異常に高くなってしまったことが残念。できれば次回の機会を作って、そこで反省を生かしたいところ。

・先日BSでジョン・レノンのライブ映像が放映されていた。カナダの69年のフェスで、他にもチャック・ベリーやボ・ディドリーが出演していたが、中でもボ・ディドリーは不勉強ながら初めて聞いて、そのリズムに感動した。あとこの頃の映像はフィルムで撮影されていて、その画面の質感やら何やらがまたすばらしかった。

・ジョン・レノンはこのフェスのための特別バンドでの参加だった。エリック・クラプトンの演奏にギターヒーローの片鱗を見る。コールド・ターキーの演奏が個人的には非常によかったが、しかしオノ・ヨーコの歌唱は、これまた不勉強で知らなかったがこんなにシャーマニックだったのか。中でもオノ・ヨーコが歌う「Don't worry, kyoko」は鬼気迫る。母親にこんな風に「キョーコ、キョーコォーーーーーー!!」などと叫ばれたら、否が応でも心配もしてしまう気がするが、どうか。

批評雑誌「アラザル」/文学フリマ

アラザル



この場では報告していませんでしたが、というか全然ポストしていませんでしたが、去年9月ごろから約半年、佐々木敦が主催する私塾「BRAINZ」で、塾長佐々木敦による批評家養成ギブスというものに参加していました。
音楽、映画、文芸その他、さまざまなジャンルを貫通する批評行為のあり方について、示唆に富む話が聞けて大変面白かったわけですが、その「批評家養成ギブス」卒業生一同でもって批評雑誌「アラザル」を自主制作する運びとなりました。すでに昨日入稿済みで、5/11に秋葉原の東京都中小企業振興公社で行われる文学フリマで販売します。
僕は「カウンター/ポイント」というタイトルで、音楽と写真について書いています。あと、特別企画としてかなり長い佐々木敦インタビューがあります。インタビュワーは僕です。他では話したことは無い、と本人が言う、他では読めない内容になってますので、ぜひ5/11は秋葉原に!!

批評雑誌「アラザル」はHEADZブースにて500円で販売予定。ページ数約190。

Tuesday, October 02, 2007

時間と空間は交換可能

計算においては時間と空間はしばしば交換可能です。
まつもとゆきひろ
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20070921/282772/?P=2&ST=oss

Saturday, January 07, 2006

収穫2005/11/2-2006/1/6

[jazz]
Herbie Hancock Trio with Ron Carter + Tony Williams : '81 Sony, 1200円 新宿DiskUnion Jazz館2F 11/2
Bill Frisell with Dave Holland and Elvin Jones : '01 Nonsuch, 1000円 新宿DiskUnion Jazz館2F 11/2
Charlie Parker Story on Dial vol.1: '46-47 EMI, 1200円 新宿DiskUnion Jazz館2F 11/2
David Liebman / Different But The Same : '04 Hathut, 1000円 新宿DiskUnion Jazz館2F 11/2
高柳昌行 / Call in question : '70 P.S.F, 1400円 新宿DiskUnion Jazz館2F 11/3
Atomic / Feet Music : '01 Jazzland, 1200円 新宿DiskUnion Jazz館2F 11/3
Jan Garbarek / Salt : '71 ECM, 1800円 新宿DiskUnion Jazz館2F 11/3
梅津和時 Kiki Band / KIKI : '01 ewe, 1200円 新宿DiskUnion Jazz館2F 11/3
Introducing Kenny Barrell : '56 Blue Note, 1000円 吉祥寺DiskUnion Jazz館2F 11/19
Bozo / Duende : '05 ewe, 2300円 bunkamuraシアターコクーン(Live) 11/22
David Murray / Flowers For Albert: '76 Bomba 1800円 円盤 11/29
大友良英(ONJO) / Out To Lunch : '05 Doubt Music 2500円 Duo Music exchange(Live) 12/10
Nina Simon and Piano! : '68 RCA, 1000円 新宿DiskUnion Jazz館2F 12/11
Bill Evans Trio / Sunday at the Village Vanguard : '61 Riverside, 1200円 新宿DiskUnion Jazz館2F 12/11
John Coltrane / Blue Train : '61 Blue Note, 1200円 新宿DiskUnion Jazz館2F 12/18
菊地成孔 / Chansons Extraites De Degustation A Jazz : '04 ewe 1300円 TOPS 12/27
Lee Konits / Subconscious-Lee : '49-50 Prestige 1100円 TOPS 12/27
Jackie McLean / 4, 5, and 6 : '56 Prestige 1100円 TOPS 12/27
Cannonball Adderley / Things are Getting Better : '58 Riverside 1100円 TOPS 12/27
Lee Konitz / Alone Together : 97 Blue Note, 1400円 渋谷DiskUnion Jazz館 1/2
Lee Konitz & Miles Davis, Teddy Charles & Jimmy Raney / Ezz-Thetic : 52 Prestige, 1500円 Amazon 1/6

[avant]
Mats Gustafsson / Catapult : '05 doubt music, 2200円 @Tower.jp 11/7
Bang On Can / Renegade Heaven : '02 Cantaloupe Music 2500円 Nadiff 11/22
Christian Marclay, 大友良英 / Moving Parts : '00 Asphodel 1000円 円盤 11/29
Derek Bailey Han Bennik: '72 Corti 1200円 円盤 11/29
Otomo - Rowe - Sugimoto / Ajar : 不明 1000円 Duo Music exchange(Live) 12/10
Off Site Composed Music Series In 2001 : '01 a bruit secret 1000円 Duo Music exchange(Live) 12/10
虎度門 (Sound Track?) : '96 Kim Workshop 1000円 Duo Music exchange(Live) 12/10
AMPLIFY02 | balance : '03 erstwhile 1000円 Duo Music exchange(Live) 12/10
Kaffe Matthews, Andrea Neumann, Sachiko M : '02 Improvised Music from Japan 1000円 Duo Music exchange(Live) 12/10
High Tones For The Winter Fashion : '02 Textilerecords 1000円 Duo Music exchange(Live) 12/10
Keith Rowe, Oren Ambarchi, Sachiko M, Otomo Yoshihide, Robbie Avenaim / Thumb : '01 Grob 1000円 Duo Music exchange(Live) 12/10
Yankees : '93 Jimco 1300円 TOPS 12/27


[rock/pop]
Date Course Pentagon Royal Garden / Musical From Chaos : '03 Blues Interactions, 1800円 新宿DiskUnion Jazz館2F 11/3
Fat Freddy's Drop / Based On A True Story : '05 kartel, 2290円 @Tower.jp 11/7
大友良英producesさがゆきsings See you in a dream : '05 F.M.N Sound Factory 4500円 新宿Pit Inn(Live) 11/9
Fat Freddy's Drop / Live at the Matterhorn: '01 Inertia, 2930円 @Amazon 11/13
Rickie Lee Jones : '79 Warner, 500円 DiskUnion 吉祥寺店2F 11/19
Bob Dylan / The Freewheelin' : '63 Columbia, 800円 DiskUnion 吉祥寺店2F 11/19
Derek and the Dominos / Layla : '70 PolyGram, 800円 DiskUnion 吉祥寺店2F 11/19
浜田真理子 / Romance : '05 美音堂, 3500円 bunkamuraシアターコクーン(Live) 11/22
Sergio Mendes & Brasil '66 / '87Greatest Hits : A&M 700円 円盤 11/29
少年ナイフ / Strawberry Sound: '00 Universal 800円 円盤 11/29

[Black]
The Complete Early Recordings of Skip Jones : '94 Yazoo, 1200円 DiskUnion 吉祥寺店2F 11/19
Fela Kuti / Na Poi / Zombie : ('98) Victor, 1600円 DiskUnion 吉祥寺店2F 11/19
James Brown / Please Please Please : '59 Polydor, 1000円 新宿DiskUnion Soul/Blues館12/11
Curtis Mayfield / Super Fly : '72 Victor, 1200円 新宿DiskUnion Soul/Blues館 12/11

またまたたまってしまいました。
今買ったものを見返してみると、Fat Freddy's Dropというニュージーランドのレゲエ/ダブバンドは気に入りました。これは世界の車窓からで流れていたのを気に入って通販で購入。
あとはLiveで買ったのも多い。大友良英のLiveに何度かいって、特にONJOのLiveの時は1000円コーナーがあったのでたくさん買ってしまいました。もちろんLive自体もすばらしかったです。
それと今はクールな感じの頃(初期)のリーコニッツ、およびレニートリスターノ(とその門下生)がお気に入り。

Friday, January 06, 2006

バーチャルリアリティ

 最近、実写ベースで3DCDばりばりの映画を見た。まあキングコングだ。以前に比べると格段にフォトリアルな表現は向上しているし、コングの表情の作り方など、相当のものだ。(僕が学生時代所属していた研究室ではCGで表情の合成などの研究も行っていた。)しかし、やはり実写とは違うし、違和感、はつきまとう。映画の冒頭、動物のアップの画面から風景の画面に変わったとたん、CG独特の空気が広がる。
 とはいえ、「どこからどこまで実写で、どこからCGなのか」ということは実はわかりにくい。これはCGの技術が進歩していることもあろうが、むしろ演技を含め、実写の方をCGにあわせていくような作りになってきていることの現れなのではないだろうか。表情の作り方、衣装、化粧、そしてカメラワーク。CGで合成した世界こそがリアルなのであり、彼らの眼前に広がる青いシートは仮想の世界なのだ。
 ロボット工学では、ロボットをあるものに似せていくとリアリティを増していくが、一定量以上似すぎると急にリアリティを失う、という。これを「不気味の谷」というらしいが、このままCGが普及し続けた場合、映画において不気味の谷はむしろ実写の側に訪れるのではないか。特にこれからCGを使わない映画をほとんど見たことがない子供も出てくるだろう(特にアメリカ)。彼らにとってのリアルはCGの世界となり、実写の風景はどこかよそよそしいものに感じられてしまうかもしれない。
 悲しいかな現状ですでにその兆候が現れてしまっているように、バーチャルな世界への過度の没入は、痛みの欠如、関係性の欠如、感覚の欠如へとつながりかねない。掲示板で罵られても傷つかない。傷つけることを厭わない。嫌われたところで関係がない。痛みのないところにリアリティはないし、感覚のないところに文化はない。CGを感覚を麻痺させるために活用することはやめるべきだ。

King Kong

Sunday, October 16, 2005

収穫2005/8/7 - 10/9

[jazz]
Hervie Nichols Trio : '56 Blue Note, 1200円 新宿DiskUnion Jazz館2F 9/3
Blue Mitchell / Down With It! : '65 Blue Note, 1400円 新宿DiskUnion Jazz館2F 9/3
Brad Mehldau / Anything Goes : '04 Warner, 1400円 新宿DiskUnion Jazz館2F 9/3
David S. Ware / Go See The World : '98 Sony, 800円 新宿DiskUnion Jazz館2F 9/3
Quincy Jones / Quntessence : '61 Impalse!, 1200円 BookOff高田馬場北店

[rock]
Jefferson Airplane / Surrealistc Pillow : '67 RCA,1000円 新宿DiskUnion本館7F 8/7
Neil Young / Everybody Knows This is Nowhere : '69 Reprise,1000円 新宿DiskUnion本館7F 8/7
Jimi Hendrix / Live at the Fillmore East : '70 MCA,1400円 新宿DiskUnion本館7F 8/7
Bob Dylan / John Wesley Harding : '68 RCA,1000円 新宿DiskUnion本館7F 8/7
The Doors / Waiting For the Sun : '75 Elektra,1000円 新宿DiskUnion本館7F 9/3
Frank Zappa / Freak Out! : '65 BMI,1000円 新宿DiskUnion本館7F 9/3
Spitz / 三日月ロック : '02 Universal, 1000円 新宿DiskUnion本館B1F 10/9
Date Course Pentagon Royal Garden / Structure et Force : '03 Blues Interactions, 2100円 新宿DiskUnion本館B1F 10/9
Phew / Songs : '91 Parco, 1600円 新宿DiskUnion本館B1F 10/9

[black]
Parliament / Mothership Connection : '75 PolyGram, 800円 新宿DiskUnion Soul/Blues館 9/3
Donny Hathaway : '71 Rhino, 1200円 新宿DiskUnion Soul/Blues館 9/3
Curtis Mayfield / Got to Find a Way : '74 Jimco, 1300円 新宿DiskUnion Soul/Blues館 10/9

[avant]
Axel Dorner / A Bruit Secret 03 : '01 A Bruit Secret, 1000円 新宿DiskUnion本館6F 8/7
Taku Sugimoto / principa sugimatica : '04 A Bruit Secret, 800円 新宿DiskUnion本館6F 8/7
Boredoms / Super Roots 6 : '96 Warner, 1200円 新宿DiskUnion本館6F 8/7
AMM / The Nameless Uncarved Block : '90 Matchless Recordings, 1600円 新宿DiskUnion本館6F 8/7
John Hudak / Sand Or Stars : '05 and/OAR, 2300円 新宿DiskUnion本館6F 9/3
Otomo Yoshihide , etc / Concert In St. Louis : '02, 1200円 新宿DiskUnion本館6F 9/3
Guy Klucevesk / Stolen Memories : '96 Tzadik, 1600円 新宿DiskUnion Progressive Rock館 9/3
Haco / Haco : '95 MIDI Creative, 600円 新宿DiskUnion Progressive Rock館 9/3

[world]
Caetano Veloso & Gal Costa / Domingo (Sunday) : '67 PolyGram, 1400円 DiskUnion池袋店 9/4
Tamba Trio / Black Plus Blue : '74 BMG, 2100円 新宿DiskUnion本館4F 10/9
V.A. / Tango del Sur : '03 Sony , 1400円 新宿DiskUnion本館4F 10/9
Khukh Mongol Ensemble / Genghis Khan, 2000円 愛知万博モンゴル館


[Classic]
Pierre Boulez / Pli Selon Pli / Le Visage Nuptial / Le Soleil Des Eaux : '00 Warner, 1600円 BookOff高田馬場北店

いつどこで買ったか自分で分かる様に、買ったCDについて書いてる訳ですが、ためちゃうとタイプするのが面倒。これを書くために、CDを買ったときのレシートはとっておいてあるんだけど、レーベルとか確認するのにCD本体をもってこないといけないし。(ネットで検索するよりはその方が速い)
今回の中で特に良かったのは、大友さんたちの”Concert In St. Louis”、Curtis Mayfieldの”Got to Find a Way”、それにカエターノの"Domingo"。カエターノは映画「Talk To Her」の劇中でも強烈に素晴らしい演奏をしていた。作品によってかなり偏りがありそうだけど、このアルバムはアコースティックのボッサで、素晴らしい出来。あ、AMMもよかったなぁ。

Wednesday, October 05, 2005

万博二日目。

 万博二日目。今日は平日ということで、日曜だった昨日よりは多少なりとも快適に見物してまわれるかな、と思って会場に向かったんですが。全然読みが甘かった。むしろ午後2時くらいに着いた昨日より、10時くらいに着いた今日の方が様々なところで混みまくっていた。特にJRの最寄り駅から会場の間がかなり。昨日は比較的スムーズにリニアモーターカーに乗れたのですが、今日はその駅までが行列作ってましたので、バスを利用しました。こちらもかなりの行列でした。ただこれ、バスの数が少ない、というのではなく、むしろ車両は潤沢にありました。しかし、乗客からチケットを受け取って、バスに乗り込ませるのに手間取って、ついているバスがバス停の前に渋滞しているくらいでした。あのあたり、運営でカバーできる部分がかなりあったのではなかろうかと思いました。まあ、万博後のことまで考えると難しい部分もあったかもしれませんけどね。
 で、今日は昨日よりすいている、という読みで、昨日混んでいた所は今日に回すつもりだったんですけれども、残念、今日も昨日に負けず凄い混み方でしたので、見ようと思っていた企業のパビリオンとドイツ館はキャンセルすることとなりました。昨日からドイツ館は凄い混み様で、待ち時間3時間、しかも他の国に先駆けて終了してしまう、というなんだか殿様商売なのでした。どんな展示だったんですかね。企業のうち一つは昨日書いた通り、大学時代の研究室が関係していて、友人が開発に携わっていたので、できるだけ見たかったのですけれども、これも3時間待ち、上映(映画のたぐいなのです)時間1時間なので合計4時間かかります、とか言われたら、ちょっと見る気が失せてしまいました。他にも、多分Sharp館かどこかが6時間待ち、とかいう脅威の記録を打ち立てていました。というか、土曜日の日中などは更にひどかったのでしょうか。
 というわけで、今日はほとんど新しく展示を見たりすることができないまま(比較的すぐ入れそうな展示を探しているうちにどんどん時間が過ぎていってしまいましたので)、暑さやらにやられてへろへろになってしまいました。ただ、こういうときのビールはうまいですね。等と感じてしまうのです。年でしょうか。
 あと、アフリカ館のなかは太鼓とかをアフリカ人が売ってるだけだったのですが、外のステージでライブをやってたのはとても良かったです。ちょっと意識的にポリリズムって言うものを感じようとして聞いてましたが、やっぱり凄い。こう、なんというか、拍の頭って言う感覚は彼らにはあるのでしょうかね?なんであれでばっちりグルーヴしていくことができるのか、イマイチ分からないような。多分単純に僕の経験不足だと思うのですけれども、現代的にはもっとああいった純粋にリズム、というかグルーヴによって駆動される音楽があってもいいのに、と思いました。例えばミニマルテクノ(全然聞いたことないようなもですが)などは、本当にリズムもミニマルなので。アフリカのリズムは相当に複雑なのでしょう。少なくとも今回聞いた音楽は、ミニマルテクノの一万倍複雑でした(まあミニマルテクノと比較してはいけませんが)。ああいう音楽を生で聞く機会というのもなかなかないので、貴重な体験でありました。あ、そういえば昨日は初めて生ホーミーを聞きました。あれもやっぱり凄いですね。