Tuesday, May 13, 2008

文学フリマ報告

ついに、ようやく、文学フリマ当日。ただし起床時点でいまだ製本されたものを見ていない。本は編集長の西中さん家に納品されているので、まずは西中さん家にお邪魔する。
で、「アラザル」に初対面!だったわけだが、いやなかなかよいものができたのではないでしょうか。装丁も迫力がある。

あとこれまでに作っていたり、録音済みの音源を使ったりして編集した2曲入りのCD-R「OK, I am here.」を何とか制作。前日はジャケットを制作。世界堂であれこれ紙を選んで、家に帰って紙に合うデザインを模索。やっぱり手に取ることができるものを作るのは楽しい。Webとかじゃ伝わらないものは多いね。
sugimori daisuke / OK I am here.

どちらもできたての「アラザル」と「OK, I am here.」を手に、いざ文学フリマへ。身内にも初のお披露目だが、HEADZブースに出店する人や、その他のお客さんにもこの充実度で500円は安い!とのコメントを頂く。いやーうれしいね。内容についても好意的に受け止めてもらえるだろうか。いや、好意的でなくてもかまわないが、せっかくこれだけ労力を使った雑誌なのだから、広く多くの人が読んでくれたらうれしい。しかし実際「アラザル」の売れ行きは好調。「OK, I am here.」は身内向けに好調(押し売り気味)。メンバーの皆の顔がほころぶのが楽しい。皆さん、本当にお疲れさま。一緒に作業ができて楽しかったです。これからもよろしくお願いします。
文学フリマ HEADZブース

で、販売はアニーさんを中心にHEADZスタッフが対応してくれたので、僕らは周りからおー売れた!とか言っているだけだったが、それだけではあれなんで、知人やHEADZの周りにいた人たちのレコメンを頼りに周りのブースを回って色々の雑誌等を購入。えー多分僕は人一倍積読本が多いので、いつ全部の雑誌に目が通せるか見通し不明ですが、力作も多そう。

16:00になり、文学フリマはこれをもって終了!ご来場&ご購入いただいた全ての皆様、本当にありがとうございます。愛してます。

荷物をまとめ、渋谷HEADZ事務所によってからいざ打ち上げ。

渋谷の居酒屋での打ち上げではHEADZに出品していた何人かの作家さんが来ていて、色々話を聞けてよかった。特に大谷さんに僕の原稿についてコメントをもらえたのが最大の収穫。さすがに鋭い読みで、僕が考えていた仕組みというか、構造はほぼ見切った上で、不足点をしていただく。うーむ。一部もう少し議論というか意図を伝え直してみて、その上でのコメントも聞きたいが、長くはないながらに充実したやり取りであった。
アラザルメンバー

終電頃に一度店を出て、なぜか高円寺で2次会。こちらは途中から批評についての座談会のようになり、なかなかに白熱する。こういうのはやっぱり酒が入ってからの方がいいかもね。近藤君とか明らかに普段より饒舌になっていた。

夜が開け、よく考えれば12時間くらい飲み屋にいた訳で、みんなちょっと死にそうな顔して帰路に。でも、これからまだ色々な活動を継続できるだけのモティベーションをもったメンバーがいることを確信し、心強く思う。継続しなければ。

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